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〜12年4月28日

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内容に関わることも書いてありますので、気になさる方はご注意を。

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〜11/2

> 迅本さん
お返事はいずれも迅本さんのところの拍手からさせていただきましたが、こちらでもう一つ。
とうとう始まりましたね、文化祭。先日のチャットは楽しませていただきました。本番でもまた楽しいひと時をご一緒できたらと思っています。それでは、満喫しましょう!
> 蛍さん
(ブログからの再掲)
お返事遅くなりました。
先日はお世話になりました! 楽しかったですねー^^
そして早速、宣言どおりに拙作をお読みいただきありがとうございました。いやー、文章表現をそのように誉めてくださって、照れるやら嬉しいやらで困ってしまいます(*^^*) 挙げて下さった作品はまさに描写に腐心したものでもあり、『モカブレンド』の冒頭は何度も書き直したところでしたし、『45年8日10時間5分9秒』で取り上げてくださった箇所は、あの雰囲気を表現するために「これだ!」というように書いたところです。いやー、本当にありがとうございました。
チャットでは言い忘れていましたが、企画に提出した作品は「覆面2」以外はおおよそ現代カテゴリに入ります。もしお暇を持て余している時に気が向きましたら、それらもどうぞ……(と、あつかましくも(笑)
さてさて、いよいよ文化祭本番ですね。こちらでもまた交流し、お互い楽しめたら幸いに思っています!^^ノシ
> 続き楽しみでしょうがないです。応援してます。
応援ありがとうございます! 色々と(僕の頭の中で)こんがらがっていたものにも整理がついてきたところです。楽しみにしていてくださっている続きを出来るだけ早く届けられるよう頑張りますね! > ふと、「テディーベア」を見て、「ティディア」に近いなと・・・。そこまではよかったのですが 、連想で「ティディア監修テディーベア」と想像してしまいました。ええ、もちろん、怖くなってその店から逃げましたよw何しろ、何が何によって何になるかわかりませんからね!「ニトロ監修テティーベア」なら喜んで買うのですがw
実は僕も「テディベア」と「ティディア」ってなんとなく音が似てるなーと思っておりました……。と、僕はそこまでで止まっていましたが、『ティディア監修テディーベア』ですと?……
(やばいものとしか思えない \(^o^)/ )
いやいやいやいや、それは怖い、絶対盗聴器は「初歩」として組み込まれてそうですもの。なんていうか、夜中には勝手に歩き回るのがデフォそうですもの! 一方『ニトロ監修』だと、凄くまともでしょうねー。真面目なニトロのことですから、芍薬の手伝いもあってきっとかわいいですよw
> ニトロの悲劇とても面白いです。これからも更新待ってます。
お待たせしています、ニトロの悲劇。面白いと言っていただけるのは本当に励みになります。予想外に休載が長引いてしまっていますが、出来る限り早くお届けできるように努力します!

〜10/13 PM21:30

> 60万HITおめでとうございます!これからも頑張って!
ありがとうございます! 思えば本当に大きな数字に辿り着いたもの。この喜びを胸にこれからも一層頑張ります! > 60万ヒットおおお!?ぬ、ぬかったわ……マスターオブキリ番ゲッター(自称)たる我ともあろう者が気付かなんだとは……いや、ここは見事背景に溶け込んでみせたカウンターをこそ讃えるべきか……。なにはともあれ、おめでとうございます〜! GENJITUさんに関しては、全力で目をそらしつつ決して逃げないよう頑張ってくだされ!
おお、何と、あなたがあのマスターオブキリ番ゲッターでござったか……この度は自己主張控えめなカウンターのステルススキルが思わぬ威力を発揮したようでございますが、多くの喜びの瞬間に立ち会われた貴殿にここでこうして出会えたことは光栄に存じまする <(_ _)>
――しかし言われて見て確かにうちのカウンタ、サイトの視線誘導的なライン上にいないので地味ですね。なるほど、こういう状態だと背景に溶け込めるんだな(メモメモ
そしてお祝いのお言葉、ありがとうとざいます〜! 色んなプログラムやサイトトップからいらっしゃるとは限らないので正確な人数把握にはならないでしょうけれども、それでも一つの指針として見ている数字。本当に嬉しいです(^^) 未だにGENJITSUさんたら傍若無人な意地悪ッぷりでこちらを翻弄してくれてますが、翻弄されっぱなしでは前に進めないと気持ちを切り替え全力で目をそらしつつ突進(あわよくば突破)しようと画策中です。頑張りますよー。小説のことを考えない日は一日どころか半日、四半日もありませんもの。頑張りますよー!

〜10/5

> そろそろ更新ないと持病のキンタマムシムシ病が悪化して死んでしまいます。この病気は面白い小説を読めば直るんです。お願いします!
なんという奇病!? 特効薬が面白い小説とはまた面妖な! いや、その薬として所望していただけるのはありがたいのですけども!……いや、連載の目処が遅れていて申し訳ないです。ここから重要な局面に入っていくので慎重になっているのと、現在GEN☆JITSUなる凶暴なモンスターと殺り合っていますので、こいつがまた誰も倒せねぇんじゃねぇのってくらいに強いので何とか回避の手段を模索しているんですが回りこまれてばかりなもので(苦笑)ええ、まあ諸事情はともかくお話は必ずお届けしますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ。持病の悪化が致命的になる前にお届けできるよう、気張りますのでッ(^^)

〜9/14

> よろこんでお待ちします!あ、そういえば、メカティディアの反乱とかいう展開の予定はあり・・ちょ、やめ・・ブツン・・。
おい、どうした? 応答せよ! 応答せよ!……ッメディーーーック!!……(咳払い)……メカティディア……反乱……ティディアとメカティディアがニトロを取り合って、結果としてニトロがえらい目に……ああ、見える、見えるぞ、芍薬に(生身のティディアごと)ボッコボコにされる「ティディア達」が!w いや、実際のところでお話しすると、あれらは影武者用として保管されていますからもしかしたらどこかで出番があるかもしれません(『ニトロとティディアの年の越し方』で使われていたように)。
また、何より『よろこんでお待ちします!』――そう言って頂けると嬉しく、また気も楽になります! が、気は楽になってもより一層頑張ります!! ええ、頑張りますよー(*^^*)
> 続きをっ!続きを下さい!
お待ちをっ! お待ちくださいませ! 鋭意熟考・執筆中です! 麺が延びきる前にはお届けするよう飛脚も走っております! > いつも、楽しく読ませて頂いてます。
ありがとうございます! いつも楽しんでいただけているなら作者として何よりの幸い。今後もお楽しみいただけるよう精進いたします(^^)

〜9/7

> まさか、メルトンの裏切りが単なる選択肢の一つだったとは・・・メルトンカワイソス
こうやってみると、初期のティディアは本当にクレイジープリンセスの名に恥じない性格だったんですね。ニトロに会ったことであそこまで性格が変わるとはw
ティディアがニトロを見つけたのは、当事の教育大臣とニトロの学校の校長が友達だったから、その伝手でたまたまその学校に行ったという、とても薄い偶然が重なった結果で、おそらくそこ以外でニトロを見つけるチャンスはなかったでしょうし、もしそこでティディアが行くのを拒否したり、ニトロが突っ込みをしなかったり、行くのが別の年だったりすれば、ニトロと会うこともなかったんですよねそうなると、今でもティディアはクレイジープリンセスのままだったでしょうし、いずれティディアはどこかで暴君化してハラキリに命を狙われる、おそらくハラキリなら任務を完遂して、あの強欲姉を女王に仕立て上げるという、アデムメデスにお先真っ暗のとてもつらい未来が待ってたんですね。王権自体は制度でかなり抑えられたでしょうけれど。そう考えると、あの邂逅は本当に唯一のチャンスかつ奇跡的な偶然ということに。アデムメデスにとって、ニトロは本当に奇跡的な救世主だったんですね。

本当に“単なる”選択肢の一つでした。メルトン、哀れ。しかし半ば自業自得なのでニトロに怒られるのも芍薬に睨まれるのも仕方がない(苦笑) とはいえ、もしここでメルトンがニトロを裏切っていなかったら、芍薬がニトロのところに来る可能性も(ゼロとは言えないまでも)なかったでしょうからね。後のお話にもつながりますが、この行動の結果は意外に大きく物語に関わっていたりします。そしてそれは当然、ティディアが『芍薬』という強敵を招き入れる遠因にもなっていたということになり、因果は巡るよどこまでも……と(笑)
初期のティディアはもう完全に敵無しでしたから、とことんやりたい放題でした。が、あれでも実はブレーキは自分で踏んでいたんです。もしブレーキを彼女が踏んでいなかったら、シリーズ初期で既に『暴君化』していて、アデムメデスは暗黒時代の黎明を迎えていた頃……となったでしょう。もしそうなっていたら、ニトロの役割もハラキリの役割も大きく変わった物語となっていたでしょうね。で、今はブレーキをかけてくれるニトロがいるので(あるいはブレーキが必要になるほどの速度を生むエネルギーがニトロの方向に割かれているので)、それがティディアの内面に大きく影響し、つれて行動規範が変化し、性格も他者に見せる面が変わってきたということでしょう。ただ、基本的なところはあれですから、まだまだ彼女は『クレイジー・プリンセス』です(^^)
そして、仰るとおり、ティディアがニトロと出会ったことは『とても薄い偶然が重なった結果』でした。先にもちょっとふれましたが、一つのことが起こるには何かしらの原因があって、「もし〜でなかったら」が一つでも生じていたら起きえない結果もある。「もし、当事の教育大臣とニトロの学校の校長が友達でなかったら」「もしティディアが学校に行くのを拒否していたら」「もしニトロがその学校に通っていなかったら」「もし(なかなか子供のできなかった両親の下で)ニトロの生まれ年が一年遅くなっていたら、あるいは逆に早かったら」……さらにはニトロがティディアに対抗するに当たってハラキリと芍薬の存在は非常に大きいわけですから、「もし、ハラキリがニトロとは別の学校に行っていたら」……これらのどれか一つ、もっと細かいところにもある原因が一つでも欠けていたら、現在は決してなかったでしょう。あったとしても、もっと形を変えていた。場合によっては“ハラキリという親友を得なかったニトロはティディアに篭絡され、後、暴君化する妻を止めず、アデムメデス暗黒時代へ。混乱の中、暴君の夫が同級生であることを利用したハラキリが暗殺に乗り出す”なんて可能性もあり得たでしょう(その場合、現シリーズではニトロを助けたハラキリが、ニトロを殺すことになっていたかもしれません)。
ifを考え出すとキリがありませんが、しかし、そうであるからこそ『あの邂逅は本当に唯一のチャンスかつ奇跡的な偶然』であり、ニトロが『奇跡的な救世主』にもなることとなったのでしょう。…………あれ? ていうことは、どうしたってニトロは苦労するはめになっていたのかな? ティディアに目をつけられない→一般市民として暗黒時代。ティディアに目をつけられる→今。……………………あれ?(汗)
> サイコー!!
ありがとーーー!!!

〜8/31

> 迅本さん
こちらこそ迅本さんの読書バトン、楽しませていただきましたよー(^^) ちょうど眠っていた記憶を掘り起こしていたところだったので、色々刺激を受けてあれやこれやと思い出したりしていました。それにしても、迅本さんもオニヤンマに噛まれたことがあったとは! ナッカーマヽ(゚▽゚*)人(゚▽゚*)! いやでも本当に痛いんですよねッ! 食い千切られる、と子供心に本気で思いましたもの。いやー、まさかあの一文が同じ経験を知らせることになるとは(笑) 縁ですねー(^^) > ずっと気になってたのですが、何故ティディアは両親の偽装死という状況でメルトンをニトロから裏切らせたのでしょうか。偽装死に信憑性を持たせるためという考えもありますが、映画という考えが最初からあったのなら、そこまでやる必要もなかったと思います。A.Iとの繋がりがかなり大きい世界なら、その繋がりを断つことのまずさもわかっていたと思うのですが。それとも、ニトロとは結婚できる前提だったのだから、王家のA.Iにしても問題ないという考えだったのでしょうか。
はい、これについては幾つかの要素があります。まず、ティディアはあの『映画』において、状況に応じて臨機応変にシナリオを変更していました(例えばハラキリの登場への対応などですね)。そのため、ティディアにとって、メルトンを裏切らせることは絶対条件ではなく、変更可能な一つの選択肢にすぎませんでした。用意周到な彼女のことですのでメルトンの性質も下調べしてありまして、その中で「ひょっとして裏切らせられる? となれば面白いな」という一つのルート。もしメルトンが裏切らなかったら、ニトロの家のメルトンが住まうのコンピューターごと誘拐して、そして家が燃えた際に“死んだ”ことにすることも考えていました。また、メルトンが裏切ることは仰る通り『偽装死に信憑性を持たせるため』という点と、その両親の死ももしかしたらティディアの仕業じゃないのか? と疑わせる点も合わせて考慮されていました。さらに、メルトンを裏切らせることorメルトンまで死んだ(殺された)と思わされることにより、ニトロを復讐に駆り立てようという意図もありました。
> A.Iとの繋がりがかなり大きい世界なら、その繋がりを断つことのまずさもわかっていたと思うのですが
という点がここに懸かりまして、むしろそうであるからこそ、ティディアがメルトンを裏切らせることは、自分を仇と演出するには最高の材料ともなる、と。それ加えて、通常A.I.が裏切ることはありませんので、もしそれができたら通常ありえないが故により滅茶苦茶面白いな――というティディアの個人的な好奇心が働いての結果です。
もう一つ、これは非常に大きな要素となるのですが、メルトンを引き込むことは、ティディアにとって一つ大きなセキュリティホールを作り出すことでもありました。実は、これは作中(第一部)のティディアのとあるセリフで示唆されているのですが、堅牢なセキュリティのある王城へニトロを引き込むための“手がかり”としてメルトンは機能していた……と(ですので、メルトンは『城のシステム』に携わるよう手配されていました)。解説になるとあれですが、この点でハラキリはティディアの“期待”に見事に応え、ニトロを王城の最終決戦場に導いたことになります。
もちろんメルトンが裏切らなかった場合に備えて別の手管も用意していましたが、ここら辺はティディアの思惑通りに進んだわけでした。
> 映画という考えが最初からあったのなら、そこまでやる必要もなかったと思います
この点については、メルトンが裏切る――という方が、よりドラマティックになるという『映画』だからこその選択、となります。あの時期のティディアは何がどうなってもニトロを篭絡できると全く疑っていなかったのでとことんやりたい放題でした(笑)
最後に、ティディアはメルトンを王家のA.I.にするつもりはありませんでした。ニトロが望むなら“部屋付きのニトロの私的な”A.I.にすることはあっても、王家の公務をも担うA.I.(また、それらと連携するA.I.)にはしなかったでしょう。ニトロとメルトン、共にティディアにいいように振り回されていた、ということになります。ひでぇお姫様です(笑(いや笑えない?w
以上、少々お話しすぎたかもしれませんが(^^; 概ねこのような理由のためでした。納得いただければ幸いです(^^)

〜8/24

> おーぉ!こういう事ですか。今回は敢えて途中での感想も送らずに只々楽しみ、悩ませて戴きましたが、こういう事を言いたかった(書きたかった)のですね。さすがは我が敬愛する作者殿!実に良い話にまとめて下さいました。メルトンの挑発もまさか撫子が絡んでいる故とは想像できませんでしたし、芍薬の怒り心頭ぶりも「何故にこれ程?」と訝しく思っていましたが、こういう結末に導く為とはついぞ思い浮かびませんでした。改めて「これからは(も?)作者の筆のままに只流されてゆこう」と改めて、改めて心した次第です。ティディアも可愛らしかったし、今回の狂想曲は(訂正「も」)心から楽しませて戴きました。敬愛する作者殿に「拍手!把手!!拍手!!!」です。
はい! こういうことでした! いやー、今回途中からお姿が見えなかったのでどうされたのかなと思っていましたが、その間も楽しんで、そして物語へ頭を悩ませていただいてくださったようで本当に嬉しいです。もしかしたら最後にコメントを下さるのかな? と思ってもいて、やはりコメントをまたこうして贈って下さったので喜びも一入です。そして、何より、この酷暑です。体調など崩されていないようで安心いたしました(^^)
――あ、だからといってコメントを常に要求しているわけではありませんので、念のため、お好きなときにお好きなように書き込んでくださいね(笑)
肝心の本編内容については、メルトンの挑発の理由・撫子とのタッグに驚いていただけたのは作者として“してやったり”の冥利。芍薬の感情にも納得をいただいて、ティディアにも可愛いとのお言葉をいただき、そうして今回の“狂想曲”を『実に良い話』と心から楽しんでいただけたことは、繰り返しになりますが、本当に嬉しいです!――それにしても『敬愛する』だなんて、もう誉め殺しですよ!(大照) でもとても嬉しいです!(*^^*)
僕の力がどこまで及ぶかは分かりませんが、今後も筆の作り出す流れを心ゆくまでお楽しみいただけるよう、嬉しいお言葉の数々と熱い拍手を励みに精進したしますね。や、頑張りますよー。次回までちょっと間を空けてしまいますが、どうぞお楽しみにお待ちくださいませ!
> うおお、真理だ……。メルトンの言う通り、姉御は姐さんと違って手下をバッサリやりそうですもんねぇ。その他もまさに的確、特にお姉さんとお姉ちゃんは完全なる別物、そしてお姉様は別次元! すごい説得力だぜメルトン! ……じゃなくて。ええと。今回、O.A.I.の有り方がかーなり詳しく説明された訳ですが。容易に可能なメモリの『消去』、ところがどっこい消えた記憶がA.I.の『根幹』、即ちその在り方に関わるモノであればそいつは発狂にすら繋がる。のですかね? ならば、その場を乗り越えても後から命を落とすコトすらありえるわけで。その辺考えて読み返すと、過去のA.I.バトルにもこれまで感じ無かったある種の臨場感があふれてますね。何よりいっぺんボケたメルトン。ほんまに危ないトコやったんデスね……。治って良かった。さて、次回は(少なくとも)一週空くそうで。いろいろ摺合せなんかも大変だろうとは推察いたしますが、悲劇の続きを首長くして待ってます、夏バテお大事に〜(ってのも変かw)
真理を突けたメルトン……やはり只者ではないのか?…………いやいや(笑) にしても「あね」についての主張がまさかそこまで受けるとは。的確でよかった! 勘違いしてなくてよかった! お姉様は別次元!(笑)
閑話休題。
(咳払い)さて、今回、オリジナルA.I.についてちょいと踏み込んでみまして、この点どうかなーとも思っていましたが、色々考察をして下さって嬉しく思います。こういう要素もSFの楽しみ(^^) 取り上げてくださった点については、先に一つここで補足しておくと、“オリジナルA.I.の存在意義”も『即ちその在り方に関わるモノ』ですが、この意識は基幹プログラムの基本中の基本として刻み込まれているので、これが吹っ飛んだ場合は、ほぼ即死に至るダメージを受けていると考えられます。ですので、吹っ飛ぶ可能性があって『根幹』にもなるものとすれば、それは己とマスターの関係性に連なる記憶、などになるでしょう。
さて、それを前提とした上で。オリジナルA.I.達は自分達を「道具」であると考えていて、なおかつ「マスターのため」という存在意義がありますので、例えば『消えた記憶がA.I.の『根幹』、即ちその在り方に関わるモノ』であったとしても、それがなくても「マスターの道具として成り立つ」という状況であればその後もしっかりカバー(リカバリではなく、カバー)できることになります。A.I.達にとっては何をしてもマスターが中心で、過去よりマスターの現在、そしてマスターの未来ですね。それが重要だと。――が、もちろん、全員が全員そうでなく、その喪失から不安定になる場合も十分に考えられますし、その『根幹』が激しく吹っ飛んだ場合などは『発狂』の原因になる可能性も十分にあります。撫子や芍薬のように強い誇りを持っている場合は揺らがないかもしれませんが、メルトンみたいなタイプだと……危ないかもしれませんね。……いや、逆の方がむしろ危ないのかな? とかく、それもA.I.の個性によるのでしょう。
もう一つ補足しておくと、単純な記憶に関しては、記録の方でログを残せますので、この点からバックアップすることが可能になります(もちろんログを残していなければ消えてしまいますし、また、自分そのものはバックアップできませんが)。また、そうは言っても、何度も記憶が飛んだりすると自分の構成プログラムに、例えるならデフラグできない「断片化されたファイル」のようなものが積み重なって、人間で言えば「パンチドランカー」のような症状を引き起こす場合もあります。ここから発狂につながれば、やはりそれも「A.I.の死」だ、と。もし、記憶にない記録の確実性を疑ったりしたら(自分の覚えていないこのログは本当にあったのか? 等)、そこから狂気に走るのは考えられないことではありません。高度で複雑な知能体であるが故の、稀な症状とはいえ、しかしだからこそ無視できない危険への糸口は、実はそこかしこに存在している……と。
そういった意味では、過去のA.I.のバトルは実はその危険も大きく孕んでいたものでした。読み返していただいて、新たな臨場感を得ていただけたのはとても嬉しいです(^^) そして、いっぺんボケたメルトン。あれは危なかったですねー。ちゃんと治らなかったらそこから「本来の自己」と「現在の自己」に大きな齟齬が出て、本当に発狂していたかも(汗) まあ、そうならないように“上手く”壊されたわけでもありますが、いや、治って良かった(笑)
あ、ちなみに『A.I.バトル』は、そういう意味でも今回最も危険な方式で行われましたが、安全面を考慮して「(格闘ゲームのように)ライフポイント制」や「(シミュレーション力を競う)陣取りゲーム」や「複数のユニットを操作して行う戦争ゲーム」など、様々なシステムがあります。中でも表立って最も人気があるのが、A.I.同士がガチ殴りのライフポイント制。今回のものを、一定のダメージで試合が強制終了する――そのライフポイントはA.I.本体の損害に関わるのではなく、システム側が提供するデータが構成する。ためにどれだけダメージを受けても、実際にはA.I.にはダメージがいかないという安全な“スポーツタイプ”です。裏ではどうかは、あれですが(意味深)
夏バテ、ご心配いただきありがとうございます(^^) ゴーヤーや冬瓜など旬のものを食べて、涼しい夜風に当たっていたら段々復調してまいりました。この調子で、本編の方も課題をクリアして参ります。時間が空きますが、どうぞお待ちくださいね!
> 更新分読みました。終わってみればメルトンのイメージが180度は変わったようなエピソードに感じました。まさか家族を軸にメルトンがここまでメインをはれるとは!メルトン・ポルカトもニトロの弟として十分やっていけるキャラクター性を持っていたわけですね。バカなだけの子かと思ってましたが、ちゃんとやればできる子だったんですな(姉に関する熱弁を読むとバカなのは変わりない気がしますが)。芍薬も家族の情を得てさらにレベルアップしたご様子。しかし隠れたエピソードが表に出てくるとキャラクターのイメージがどんどん変わっていくのはおもしろいですね。今回のエピソードでティディアのおまけシーンを読まないで進むと「ティディア前回からレベルアップしすぎ」という才能溢れるプリンセスとしての印象を受けますが、実際にはおまけシナリオ上ではいっぱいいっぱいでテンパリ気味な一人の初心な女性としての印象を受けるといったように、エピソードの入れ方で登場人物の印象が変わるのは読み物の面白みの醍醐味だと思います。次はどんなキャラにスポットライトがあたるのやら。次回更新楽しみしてます。
お読みいただきありがとうございます! 今回、メルトンは色々頑張りましたから……そうですね、確かに、これまでメルトンに対して描いてこなかった(描けなかった)側面が現れたことで、そのイメージががらりと変わるエピソードになったようです。本当にねー、今までは『バカなだけの子』でしたもの。そう、でも、ちゃんとやればできる子ではあったんです。メルトン・ポルカトとしてニトロの弟して、ちゃんと成り立つ子だったんです。色々残念なだけで、それがあまりに残念だったのであれでしたが! でも……本当に、あのメルトンが『家族』を軸に語るに説得力のあるキャラクターになってて良かった! これで説得力がなかったらこのお話丸々残念なことになっちゃいますので、本当に良かった!(笑) とはいえ『姉に関する熱弁』など、やっぱりメルトンはメルトンなんですけどね(^^)
芍薬は、もう完璧ですね。第四話で得た幸福に加え、さらに土台が固められてまさにレベルアップです。“人間的”にも成長したのかもしれません。
『隠れたエピソード』の力は、まさにそうですね。出方、出る順番、出るか出ないかで本当にそのキャラクターのイメージをどんどん変えていく。実際、オマケがなければ仰られるとおりに『ティディア前回からレベルアップしすぎ』となりますが、でも本当は水面上は優雅な白鳥のごとく、水面下では必死だったと(^^) この仕掛け、今回ちょっと実験的なものもありましたが、この点でもとても楽しんでいただけたようで、実行してみて本当に良かったと安堵すると同時にガッツポーズを握っています。そして同じように未だ見ぬ側面を持つキャラクターもいるはず。次にスポットの当たるキャラクターはですね……って、言えるはずもないので(笑)できるだけ早く次回作をお届けできるよう頑張りますね。どうぞ、お楽しみにしていてくださいませ!
> 踵(きびす)を返・す あともどりする。引き返す。きびすを回(めぐ)らす。「―・して家に駆け戻る」ラーメン屋に入ろうとしたが異臭がするので踵を返した。うーーん、きた道を引き返すのと。そのままそこから引き返すのは違うような。踵を返しかけていたメルトンが、急に冷ややかさを消した芍薬を凝視する。声かけられて踵を返す、つまり帰りかけに振り向いた、そういう感じなら分かるんですが。「おうよ! 当たり前じゃねぇか! 何しろお前より俺の方が優秀だからな! それは本日証明して見せたとおりに!」今日の――正確には昨日の模試で解けなかった問題の復習をしてからそれでもいくらか躊躇って、早くて深夜、遅くて早朝あたりかな。時間的に夜中、日付が変わったなら今日ではないと思う。夕方帰ってきてバトルするのが話しの時間の中のはず、……勝敗が決したのは、決闘が始まって3分32秒1016後のことであった。「オオヨソ1時間後ニ、同時ニ目覚メルヨウニシテイマス」太陽は沈み、残照が空と大地を照らしていて、夕日だよね?うーん、夕日の時間帯から一時間、ニトロの予想では夜中か明け方、実際は日付が変わった? 夜中でメルトンやってくる・・・という事だと昨日のことなんだが。・腕に縒りを掛ける(うでによりをかける) 十分に腕前を発揮しようとして意気込む。 例:「腕に縒りを掛けて料理をする」「承諾。腕によりをかけて待ってるよ」レスラーが試合前に腕によりをかけて挑む。というのかどうか。意気込みだしなぁ。、『家族』になることはまでは本質的ことまでは。感動しているだけにはいられなくなった。だけには、だけではでなく。だけには負けられない、という限定もの?
誤表記のご指摘、ありがとうございました。ブログより再掲となりますが、早速参りますね。
> 踵を返す
これについては、ここでは『引き返す』の意味を孕みながらも、主としては『踵を回らす』の意味で使っています。大意で“回れ右”のように「向きを変える」「反転する」の意味になりましょうか。ですので、ここは誤用ではないと考えています。言い換えるなら“背を向けかけていた”という感じです。ちなみに、この言葉の意味の使い分けは、個人的には移動・動作中と静止状態で捉え分けています。
・「登校中、忘れ物に気がついて踵を返す。」だと『引き返す』が主。
・「立ち話を止め、彼女に頭を下げると彼は踵を返した。」だと、向きを変えるが主、と。
> それは本日証明して見せたとおりに!
これは時系列を誤っていました。どうも自分が寝ていない場合、0時を回っても前日の夕方のことを「今日の〜」と表現してしまうのに引きずられてしまいました。『正確には昨日』となっていますので、この場面の時間は深夜0時を回ってのこと。バトルが行われたのは日没して間もなく。そこから回復に一時間。さらに食事とニトロの勉強などがあり、ニトロが寝たのは0時を回ってから。ニトロの言う深夜は、言葉的には「未明」の時間帯も含みますので(これは「深夜番組」の感覚です)、メルトンのやってきたのは大体丑三つ時あたりと考えてくださればちょうどよいかと。
――で、肝心の『本日』ですが。これは『昨日』が正しい表記になりますので、修正しました。
> 腕によりをかけて〜
これはわりと見かける表現だと思っていたのですが……とはいえ意気込みの表現ですので(お前を料理してやる的な)、ここではこれでよいと考えています。
> 『家族』になることはまでは
これは凡ミス! 「なることまでは」ですね、修正しました。
> 感動しているだけにはいられなくなった
こちらは『だけでは』で言い換えてもいいのですが……例えば「泣かずにはいられない」「こうしているわけにはいかない」のような“〜には”の用法をここでは選択しています。ニュアンスの問題になるのでしょうか。“いてもたっても”というようなニュアンスを含めようと思っての表現ですが、うまくいかなかったかなぁ……。ひとまず、誤用とは考えませんので、こちらはこのままにしておきますね。
修正箇所は早速直しておきました。
ご指摘、ありがとうございました(^^)
> 腕に縒りをかける(うでによりをかける) 技能を発揮しようとして勢いこむ。 腕(うで)に縒(よ)りを掛・ける 自信のある腕前を十分に発揮しようと意気込む。「―・けた料理」http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315282093うーん、丹誠込めた作品とか技能の結果という意味合い、どちらかといえば・・・手ぐすね引く (てぐすねひく) とは、準備万端ととのえて待ち構えていること。の方がいいんですけどね。ま、作者の考え優先。
このコメントを受けて、確かにご指摘に理のあること。これまでずっと考えまして……
まず、一つ、どうやら上での言い方が悪かったようです。ええっと、この場面での芍薬のセリフには省略と含意があって、「腕によりをかけて(準備して)待ってるよ」という意味と同時に、「腕によりをかけて(ボコボコにしてやるから)待ってるよ」という意味も含まれています。これにはこのセリフの前に出た「アタシの格好いいところを見てもらえるいい機会だ」ということにも懸かりまして、そこら辺をひっくるめた流れを受けて、次のメルトンの「ちょっとは手加減してください!」という受けのセリフにつながっています。
とはいえ、うーん、流れに任せすぎちゃいましたかねぇ。会話は省略も多用されながら、会話をする相手同士では通じるというところもありますので、その辺のニュアンス、息の継ぎ方なども表現していきたいのですが、なかなか難しいですね。説明的過ぎては不自然で、かといって会話者同士のみで通じては小説として不合格。本当に難しい。
一応意味合いとしては、こちらでお書きになられた『技能を発揮しようとして意気込むor自信のある腕前を十分に発揮しようと意気込む』のままに取っていただいて問題ないとも思っています。つまり“腕前を十分に発揮しようと意気込んで+待ってるよ”となれば、意味も素直に通じますので。ただ、もちろん『てぐすね引く』も意味としては合いますが、こちらは事を積極的に待ち構えるニュアンスがより強いように感じています。なれば、ここでは芍薬の態度には(芍薬は多少軽口のようにも使っていますので)少々そぐわず、また、上記の含意全てを込めると、やはり“腕によりをかけて”の方が会話の流れとして適当かなと、結局このように結論付け、ここでは修正せずこのままで参ることにしました。
考えを深めるキッカケを頂きました。そして最後にはなりましたが、こちらの考えを尊重してくださったことに深く御礼申し上げます(^^)
> メルトンの、相手の敵失を狙う、特に相手の油断を誘っての敵失というのは、軍略的にいえばむしろ最高の方法なので、極めれば軍師タイプになれる素質が、メルトンにはあると思います。力を使った勝負では芍薬相手はどうしても不利でしょうから、軍師タイプになれば、メルトンもA.I勝負で頑張れると思います。ふっとメルトンの、ニトロよりも父母を上位に置いてるというのを見て、犬みたいだなあと思いました。そういえば、このニトロの悲劇ではペットの話題がまったく出ませんが、どんなペットがいるのでしょうか?
仰るとおり、
> 相手の敵失を狙う、特に相手の油断を誘っての敵失というのは、軍略的にいえばむしろ最高の方法
なんですよね(^^) 言い方はあれですが、こちらは楽して自滅を誘う。戦わずして勝つ、にも通じる、極めれば本当に素晴らしい方法。メルトンは武器のイメージがミサイルということもありますし、本来、様々なユニット(例えば、作中で言うなら撫子のイチマツ、芍薬の人形のようなもの)を作り出して自分は後方に下がり、そのユニットを軍隊のように動かして戦う――という方法があっているのかもしれません。もしくは戦い方をあのようなドツキ合いでなく、シミュレーション対決にすればもっと善戦できる素質があるのかも……ただ、肝心のメルトンがそれに気がついていないという悲劇(苦笑) 適材適所とは言いますが、自分の適性を把握するのも実力のうちなのかもしれませんね(^^;
メルトンの、父母を上位に置いている→犬みたい、という連想には思わず吹いてしまいました。ありますね、家族の中で、ペットにペット自身の下だとみなされちゃう人。言われてみれば、ニトロ、そういうことになりますねー(笑)
アデムメデスのペット事情については、実はどこかでペットが飼われている様を描写しようと思っていたのですが、これまで機会がなく、できずにいました。ものすごーく細かいところですが、番外『ニトロの初恋』において「ハラキリにはただでっかい犬がニトロにじゃれついているようにしか見えない」という描写があったように、アデムメデス(『ニトロ』の世界)にも犬猫のようなペットは存在します。ミリュウの滞在しているところでは牧羊犬も飼われていますし、乗馬用の馬もいます。ただ、A.I.の存在のためにこちらの世界よりはいくらか少ないと考えています。汎用・オリジナル問わず、家に帰れば話し相手がいるために、それで満足する人間が多い――と。しかしペットは存在して、犬や猫、爬虫類に魚類と多様に飼われています。が、ペットを飼うには場合に応じていくつかの制約があり、それはこちらの世界よりも厳しいものとなっています。その原因は、他星からの輸入生物の存在のあるため。間違っても他星の生物が自星で繁殖しないよう、ペットショップは全て公的な認可制になっており、定期的に他星の生物を扱っていないか監視が入るなどの体制があり、そのためショップが少なく、手に入れる機会がそれほど身近ではありません。しかしアニマルセラピーなどペットの有用性(と言ってはなんですが)も認知されていますので、複数の自治体が協力してアニマルセンターなども作っていて、自国のペット文化を守っている背景もあり、そのようなところから譲り受ける形(つまり飼い主も公的機関への登録が必要)が最もペットを飼う大きな機会となっています。自国・自地域の生物であれば認可も通りやすいので、その点は楽ですが、ただし、動物愛護の観点から責任はもちろん追及されます。ニトロの生きる時代では主にアクアリウムなど観賞用のペットが最も流行っていて(A.I.と一緒に色々考えられるのも大きい)、犬や猫などは次点、と考えています。
ちなみに獣人などもいる世界。例えばイヌ系の獣人が祖先にあたる犬を飼うのはどうか、という話などもありますが、(猿から進化した)人間も猿を飼うし――ということもあり、そこら辺は国々の文化に任せる、という形になっています(^^)

〜8/17

> 思ったよりメルトンが思いつめていなくて何よりです^^
メルトンは始終あのような感じでした(笑)思いつめるタイプではないのも幸いしたのでしょうね(^^) > 寿命真近で道路に落ちながらも生きようともがく蝉も切ないものです。『未来の王』のA・Iという重圧にメルトンじゃ耐えられない、でしょうね。特にマスコミに前任と比較されることでしょうし。幸せな死、の約束ですか。確かに今回の事はニトロが望み、芍薬も望んだ最後を致命的なまでに損なう行為に繋がりますね。こういったことで以前のエピソードを挟む心遣いが読者としてはニヤリとさせられます。
もがく蝉は切ないですね。ひっくり返って立ち直ろうとして、叶わず――とか。夜道でいきなり足元で「ジジジジジ!」と鳴かれるのは正直止めて欲しいものですけれどね(^^;
さて、メルトンですが……そもそも『重圧』を感じるかなぁ(汗)……何だかそれ以前に“『未来の王』のA.I.”ってことには単純に偉ぶっちゃって不感症になりそうな気もします(苦笑) 一方、メディアで比較されての事には、根は小心者だからそちらの方からじわじわやられるかもしれませんね。そしてそこから『重圧』を自覚したら、ぽしゃるかも。やっぱりメルトンは現状維持が一番です(笑)
『幸せな死』の約束に関しては、メルトンがそのままニトロのA.I.になっていたら実際仰るとおりに“致命的”になる可能性がありました。ニトロと芍薬の繋がりに関しては重要な要素。ここでまた再登場したエピソードでもありましたが、ニヤリとしていただけたことには、作者としてもニヤリ――です (*^ー゚)b
> 更新分読みました。自らの勝利に歓喜の嵐のメルトンに対して、そんなメルトンをニトロが誘導してメルトンまたもや自爆(メルトンだけに)。そして定番の捨て台詞を爆裂させて退場かと思いきや、プラスヴァージョンアップした捨て台詞まで追加するとは・・・相変わらず予想を的中させてくれないメルトンですね。しかし芍薬の我慢ならない気持ちの源泉がまさか家族としての気持ちの表れだったとは・・・ニトロ一家の身内としてあまりにいい加減な弟に思わず口と手が出ていたというオチは予想外でしたが、考えてみると身内だからこそ我慢できなかったというのは実に納得のいく話です。しかし、なんと言うか、両親が死んだと知らされた時にニトロと一緒に落ち込んだり、ニトロを元気づけたりと、家族の一員としてのメルトンの情報が出るにつけ、「あれ、メルトンって実は家族思いのいいやつなのか」という気持ちが湧いてきて不思議です。一方芍薬は、いろいろ今回のことで自らを知ることが出来たわけですが、ふと考えるにヒロインは芍薬かと思ってましたが、流れからすると、既にヒロインを通りこして芍薬は家族入りを果たしていたということになってしまうのでは。自分の見事な対処の出来栄えに一人で浮かれているティディアを尻目にもはや家族の一員になったメインヒロイン芍薬。家族の話になんとか強引に「自分も家族の一員にーー!!」と割り込みをかけようとするティディアの姿が一瞬幻視されてしまいましたが、まさかそんな馬鹿な真似はしないはず・・・次回更新楽しみしてます。
お読みいただきありがとうございます(^^)
メルトン、勝ちを得ながらも『兄』にうまくしてやられました。見事な自爆、でもまあ、メルトンですから“らしい”結末でもあります。捨てゼリフはですね、ヴァージョンアップ版は何かメルトンが勝手に叫んでました(笑) しかしあの「ウ○コー!」は予想外にも皆様に覚えていただいていたようで、いきなり拍手コメントでその旨いただいた時には「やべえ、オチが読まれ……ああいやいや、ビチビチの方があるからきっといける!」と慌てたり胸を撫で下ろしたりしていたものでした(^^; ありがとう、メルトン(笑)
芍薬のメルトンへの通常より増した苛立ちは、そう『身内だからこそ我慢できなかった』……この点への掘り下げがちゃんとできたことに作者として安堵しつつ、これについて納得をしていただいたことでまた大きく安心しています。今回はこの「家族の情」の機微(今回更新分ではもう一つ掘り下げた機微)が書き表せているかが最大の課題でしたから、いやもう本当に安心です。
ところでメルトン。
> (前略)、家族の一員としてのメルトンの情報が出るにつけ、「あれ、メルトンって実は家族思いのいいやつなのか」
このメルトンのエピソードは、実は第二部を書く前から存在してたもの。裏設定、裏エピソードでしたがようやく日の目を見たものです。実際、メルトンは根はいい奴なんでしょうけれどねー。あれです。良いところが短所で全部台無し、という典型的なタイプです(笑)
『一方芍薬は、いろいろ今回のことで自らを知ることが出来た』というのも今章の重要な要素で、そこを掴み取っていただけて嬉しいです。なので、(撫子も含めて)今回の章タイトルでした(^^) そして実際ニトロの『家族』となった(なっていた)芍薬に対し、ティディアはその場所までは足を踏み入れていない状態。今回うまくやったものの、それだけではまだまだ。流石に今回『割り込み』はかけませんでしたが(^^) しかしそれをずっと狙っているのは事実。が、その点の顛末は、今後のお話と言うことでこれからもどうぞお楽しみに!
> ニトロ、言いくるめが上手くなった・・・撫子のいうとおり、確かに上手いこと状況を切り抜けましたね。メルトンが裏切った要因に、ニトロのAIとは言ってても、実際は両親のAIという考えが強かったんですね、ニトロはあくまで兄弟感覚に近かったと。それでも裏切るなとは思いますが、メルトンだから・・・w
メルトンにとっても、両親のAIで頑張ったほうが、両親の天然や、マスコミなんかの対応で色々と大変だろうけど、良いんでしょうね。マスコミに関しては、メルトンも色々とやらかしてるので、メルトン自身がクローズアップされても不思議じゃないんですよね、ニトロの最初のAIで映画にも出ていたという話題性もありますし。考えてみれば、おそらく撫子以外で(撫子を使って)芍薬に勝った初めてのAIなんですし。ニトロが最後に言ったメルトンの対応も楽しみにしてます

理論的にも何だか良く解らない内に追い込まれる的にも『言いくるめ』の上手いティディア、または遠慮なく相手の退路を立ちながら追い込んでいく的な『言いくるめ』の上手いハラキリ……といったお手本が身近にいるニトロ。自ら何度も追い込まれているうちに、どうやらその能力も鍛えられていたようです(笑) 今回は、ある意味ニトロらしくない決着のつけ方でもありましたが、納得いただけたようで安心です(^^)
メルトンが裏切った要因の一つ、ようやくお披露目することができました。場合によっては裏設定のままお蔵入りになっていたエピソード。確かに『それでも裏切るな』とは思いますが、まあ、メルトンですからw 基本、馬鹿な奴ですwww
そしてメルトンが落ち着いた「元の鞘」。実際、両親のA.I.で頑張った方が幸せだろうと作者的にも思っています。確かにメルトンも『映画』の“出演者”ですから、クローズアップされても不思議がないんです。メルトン自身はそれを期待しているところもあるでしょうけども(『補』の「幕外話」で自伝みたいのを書いてたりとか)……でも、注目の的に実際なったらなったで、それが望むところであったとしてもまた色々やらかしそうな気もします(^^; 意外性を発揮すれば(曲がりなりにも)『芍薬に勝った初めてのAI』にもなれる奴ですが、そうでなければ……ねぇ(苦笑)
ニトロが最後に言ったメルトンへの対応は、あのような件でした。メルトン、何だかんだで『兄』の掌の上です(^^)

〜8/10

> 自分は帰省ついでに3日目に行きますねーまあ人おおいんだろうなあw
と、いうことはこれを読んでいるのは帰宅後でしょうか。三日目が人が一番多いみたいですからねー、多いでしょうねーw; 暑さは大丈夫でしたか? 手に入れたいものは手に入れられたでしょうか。決戦は、明日ですね(更新日基準)。とかく楽しめるよう、お祈りしています!(^^) > ニトロと撫子、人とAIの対話に何とも言えぬ感慨深いものを受けました。問題はまだ終わってないのに、ニトロなら何とかするだろうと読者にすら思わせるその風格、ぱねぇっす!あと誤字報告を>「……メルトンの勝ちだよ」> 芍薬は、うなずく。>「権利は、メルトンのものだ」> 芍薬はうなずく。>「でもまあ、大丈夫じゃないかな」> 芍薬はやや間を置いてから、問うた。芍薬ではなく、撫子だと思います。確認の程宜しくお願いします。次回も楽しみに待ってま〜す!
あの対話は『人とAI』だからこそ、という感じで色々と考えながら書いていました。A.I.という「人に近い人でないもの」を介しての「家族」への情感を比較対照的に少しでも炙り出せないか? とか、SFっぽく(^^) 人とA.I.の関係性・関連性はもっと突き詰めていけばハードSF調に思考実験・哲学的思索もできるのですが、今の僕では(&この作品ではそれがメインテーマではないので)このように描くのが限界でしたが……が、それについて『何とも言えぬ感慨深いもの』を感じてくださったのであれば、もう作者としては嬉しいことです(^^)
ニトロはねー、本当、成長しましたねー。『ニトロなら何とかするだろうと読者にすら思わせる』と言っていただけるのはキャラクター冥利に尽きます。色んな試練を乗り越えてきたかいがあったなー! ニトロ!(感涙)
――しかし。
この誤字は……!
コメントを拝読した瞬間、目を剥きましたとも(苦笑) ブログで先に書きましたが、本当に何故『撫子』を『芍薬』と書き違えたのかが自分で理解不能です。以前、ニトロと書くべきところをハラキリと書いちゃったことが一度ありまして、それを思い出しました。随分前のことなのに……成長してねぇなー、僕(大苦笑)
とかく早い段階で修正できたのはまさに幸いでした。ご報告、ありがとうございました! そして今回の決着編、お楽しみいただけていれば、これまた幸いです!
> 通して読みました!ティディアが可愛すぎるwニトロもだんだんとティディアを意識してきてるし、これはデレるのも時間の問題か?!
通して読んでいただきありがとうございます! 相応のお時間をかけられたかと思いますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです! ティディア、可愛いですか? いやー、本当、ティディアはそう言っていただけるキャラクターになったのですねぇ(しみじみ) そしてニトロも初期の頃から比べると、ティディアへの対応に変化が見られるのは確かなところ。さて、彼はデレるのか、それとも逃げ切るのか――そのあたりも含め、今後もお楽しみいただけると嬉しいです!(^^) >  ――ハッ!? ああ……いやいやいや。ニトロ君と姫さんのラブ臭溢れる空間に呑まれてしまいました。姫さん、なんかまるで告白待ちの乙女(勝算アリ)のごとく人生を謳歌してますね。うん、いいですな! ニトロ君はもう諦めて爆発すればいいんじゃないかな、Fu○k! ……さて。人が外面を取り繕うのは、かくも難しいコトでありますが。メルトンはそもそも裏表ないんですよね。裏切っても、裏をかいたりはしないわけで。オカシラ召喚時も、しょっぱなからクライマックスに調子ぶっこきまくってましたし。その辺が愛されメルトンなのかなぁ、と思いました。まる。 次回! (頭)ゆるふわ愛されメルトンがどんな審判を下すのか! 楽しみに待ってます〜
ニトロにはその気は無いのに『ラブ臭溢れる空間』を作り出してしまうのはティディアの(主にシモネタ)話術のせいなのか、あるいはニトロの悲しいかなティディアとの“相性”のせいなのか……もちろんそこにはニトロのティディアへの意識の変化もありましょう。しかしそれ以上にティディアの変化@『告白待ちの乙女(勝算アリ)のごとく人生を謳歌』というのが大きいのでしょう。ニトロ、愛されてますね、ふぁ、F○ck!? いやー、そうかー、ニトロ、そう言われちゃってるぞー、どうする? メルトンの言ったように爆竹でパンしちゃうかい?(大笑)
さて、メルトンはその通り『そもそも裏表ない』ですねー。裏切るのも素、今回策を講じてきたものの、そこには多分に素が混じっているから「策」と「素」を切り離せていない。計算と言うよりも衝動(こうしれば俺の勝ちじゃん!? ていうか俺、勝ったな!――という確信)が行動基盤。……ある意味、深読みする相手からすれば最もやりやすく、反面、最もやりにくい相手かもしれません。けれど、それは言葉を変えれば良くも悪くも正直者というところ。折角撫子召喚に成功しても、それを純粋に喜んで調子に乗って、結果はあれと来たもので、だからこそ「メルトンだし」と皆様に思っていただけているのかもしれません(笑) いやー、それにしても意外に愛されてるなー、メルトン。まるw
さてさて、今更新にて今回の騒動にも一つのピリオド。エピローグが残っているものの、メルトンに下された審判はこうなりました。お楽しみいただけたらこれ幸い!!
> 更新分読みました。今回はバトルもののエピソードかと思いきや、撫子の話を聞いていると、むしろ家族のエピソードだと感じました。撫子のネタばらしの合間に語られる母親としての述懐を読んでいてしみじみそう思いました。成長した芍薬(娘)とそれに教えられた撫子(母親)とワンシーンはまさしくそんな感じででした。また、「一方で『弟』のメルトンは、両親が仲直りしたことを素直に喜んでいた。」という下りは、家族のくくりには撫子と芍薬だけでなく、メルトンとニトロも入っているのだと思いました。よく考えてみれば、ティディアとニトロが絡みだしてからは、芍薬にニトロのA・Iの座を奪われて、今度はパティに弟の座を奪われていて、長年家族としてニトロと暮らしてきたメルトンとしては「納得いかねーー!!」ことばかりだったんでしょうね(裏切って敵方についたりしたのは、まあ・・・メルトンですし)。後半でティディアの成長っぷりに戦慄するニトロですが、幕間の動揺っぷりを見るとそんな余裕がどこにあったのかと思いますが、さすがティディアといったところでしょうか。さて、芍薬もメルトンもこれからどうなるのやら。次回更新楽しみにしてます。
いやいやいやいや……実に丁寧に今章のメインテーマを読み込んでいただいて、嬉しさにため息をついています(^^) そう、始まりから中盤にかけてはバトルメインとなりましたが、そのメルトンの目的のために必然的な状況から、どうにか今回(ニトロの悲劇シリーズ全体の構成的にも)書いておかないとと思っていた主題につなげることができました。『撫子のネタばらしの合間に語られる母親としての述懐を読んでいてしみじみそう思いました』というのは、ですから本当に嬉しいお言葉。さらに、撫子と芍薬だけでなく、ニトロとメルトンの関係も『家族のくくり』に入っていることをちゃんとお伝えできていた! と手応えをいただけるお言葉に、安堵すると同時に喜びを感じています。メルトンの『納得いかねーー!!』に関しては、おそらく今章を全て更新し終えた後には色々と納得いただけることがあるかと存じます。ここで触れては完全にネタバレになってしまいますので言及は控えますが、一つ、初めのメルトンの大暴れにそのご感想にお応えできることがあるかと。……いや、そのあたりのメルトンのセリフからそう思われたのかもしれませんね。だとすればこれは作者の余計なお世話的なコメントになってしまいますが、いいや、書き残しておきますね(笑) ちなみに裏切って敵方についたりするのは『メルトンですし』でいいと思います。ええ、本当に(大笑)
ティディアは「おまけ」で完全に狼狽しきっていましたが、状況が変われば(状況が掴めれば)余裕を取り戻すのは、それこそニトロの感じた「変化」なのでしょうね。今シリーズ冒頭付近では作者自身ティディアの不安定ぶりに不安になりましたが、どうやら彼女も“らしさ”を改めて構築したようです。まさに、『さすがティディアといったところ』というように(^^)
それでは、今更新もお楽しみいただければ何よりのこと。一つの“家族”の、お話です!
> 今のニトロには安心して任せられる安定感がありますね。今回の話で色々と安心出来ました。ティディアは未だ御しきる、とは言え無いですが『決闘』が彼女の内面を成長させたが故の余裕の復活なのでしょうね。これもまた、『受難』のひとつの形ではありますか。カジられちゃった方の快復を祈りますw
ティディアと絡んでから、色々な経験をしてきたニトロ。バカ姫の行状にツッコむだけだったらここまでにはならなかったと思いますが、最近では『ミリュウ』という存在とも深く関わり、問題を解決してきた結果このような安定感を得るに至りました。しかしこれは撫子(作中キャラクター)だけが安心しては説得力に欠けますから、読者さんにそう思っていただけてこそ。『色々と安心』していただけて本当に良かったです(^^)
一方のティディアは安定しているとはまだ言い切れませんが、とはいえ確実に“余裕”は復活しているところ。これからどう馴染んでいくのかは彼女次第ですが……これも『決闘』の故と思えば……本当にニトロは頑張れば頑張るほど追い込まれていくことにw さあ、この『受難』を彼はどのような手段で乗り越えるのか! あるいは、捕まっちゃう?www
そして思わぬ齧られちゃった方へのお見舞いの言葉、ありがとうございますw 彼はきっと今頃サーベルファングライオンちゃんを付きっ切りで調教し直しているはずです(^^)
> 裏側、いいですね。ティディア、可愛らしい。いやされます。
> あー、あと感想としては恋する乙女は最強ですねw、獣人にも残像が見えるとかw
> 裏側、いいですね。
そう言っていただけると用意した甲斐があるってものです(^^) ティディアの、またちょっと変化した情動。可愛いと言っていただけたのも嬉しいこと。――というか、まさかティディア関連で『いやされます』と言っていただけるとは! いやー、以前からは考えられないこと。本当、恋する乙女は凄いですね。最強ですとも。そりゃー元からの身体能力ブーストで獣人も目で追えずに残像見ちゃうというwww
> 解決方法は次回に持ち越し・・・だと
まあなんとかなるのかな、芍薬の心境とメルトンの暴走が気になりますがにしてもメルトンは本当にすごい、まさか撫子をそこまで驚かせるとは。といってもこれは撫子のほうの読みがちょっと甘かった気もします、メルトンが芍薬相手に戦うと読んで、それに自分を助っ人に呼ぶという算段までつけているなら、3%どころか50%は読めたと思います、というか僕なら絶対とは考えませんが、半々、半分の確率でそうするだろうなと読みます。これに関しては、メルトンのことを過小評価しての3%なのかな?
ティディアの評価はヴィタさんが本当に的を射ていますねえ、ヤリなれた女のように見えて実は生娘wただ、余裕な面に関していえば、恐れていた事態とは関係なかったという面が大きいのかな、嫌われているとは言ってますが、最近は徐々に上向いてきてるので、それが何かの拍子でまた下がったのではというのを恐れていたのかなと思います。ところで、最近ヴィタさんは姫様の恋をとてもとても楽しそうに見てるので、そろそろヴィタさん自身が恋愛で焦る場面も見てみたいですw

というわけで、今回決着いたしました。メルトンのことを(対処の仕方を含めて)理解しているのは、やっぱりニトロが一番ということでした(^^)
そして撫子の計算違いは、メルトンへの過小評価もあったでしょう。ただ、これは「相手の実力を認める」撫子が、『娘』の芍薬と同様に陥った罠。メルトンはある意味極端な「意外性」という数値化できない行動パターンを持っているので、その点が計算に組み込めなかった。これについては、作中で言っているように撫子はメルトンの計画を事前に聞いていましたが、それが「芍薬に『座』を賭けさせてやるんだ! 大丈夫! 俺様に任せて! だから『決闘』開始後はよろしくね!」というような無根拠っぷりを(つまり“いつものメルトン”を)見せ付けられる打ち合わせだったことも祟りました。また、「芍薬のメルトンへの感情」や「芍薬とメルトンの関係性」について、撫子は理解度が低かった。この点は撫子の不備というよりも、よその家のプライベート(+そこでの『娘』の変化)という知りえない情報が撫子の予測に対してずっと大きく働いたというところでしょう。さらに、それら予測不可能性を考慮に入れても、(撫子以前に、マスターであり『兄』でもあるニトロもまさか「策略的な挑発」だと気付けなかったように)やっぱりメルトンが芍薬に『座』を賭けさせるほど巧く挑発できるとは思えない――という“過小評価”が働いて、結果、あのように驚かされていました。とはいえ読みが甘かった、と言えばそうなるのだと思います。だから撫子は色々勉強になったと反省する羽目にもなったという……。メルトン、実はある意味ほんとに凄い奴(苦笑)
ヴィタのティディア評、的を射ていて良かった(笑) シモネタ平気で口にするくせに、ニトロに関しては初心な調子の王女様の“余裕”については、仰られている事情も関わっていると思いますよ。『何かの拍子で』ニトロを怒らせた?――という不安が消えたから、すぐさま調子を取り戻したと言う面は否定することのないところです。彼女の心理の変化は、今後もまた色んな形で現れてくると思います(^^) 一方、そういう意味での心理の変化が乏しいのはヴィタですね。前シリーズで面白ければ何でもいいとぶっちゃけた雑食性の彼女。もし彼女が自分の恋愛に面白みを発見すれば食いつきそうですが……どうかなーw ヴィタも、色んな意味で変わり者ですからねえ。スペックはもうお相手選り取りみどりの才女ではあるんですけれども(^^;

〜8/3

> おぅ、普通に負けた。いい勝負になるかな、とも思いましたが。もう一体分身出して、メルトン追っかけてやっちゃえばよかったのに。それにしても、ほんとメルトン。残念かわいい。あるいは残念バカ。あれ?いいところがなくなった。
奮闘空しく……という形での決着でした。芍薬も頑張ったんですけどね。前回のレコードからずっとタイムを伸ばした(それだけ撫子がてこずった)わけですから。それから芍薬もメルトンを追っかけてヤっちゃえたらやりたかったと思いますが、それをさせてくれる相手ではなかったというのも厳しいところでした(分身を送り込むのは戦力分散してしまうことにもなるので)。
それにしてもメルトンは残念な奴でした。かわいい? バカ? バカだと確かにいいところなし(笑) どちらに取るかはどうぞ好きな方に!
> 更新分読みました。なんで撫子が!?と思いましたが説明されて納得しました。まさか撫子のビンタがこんな伏線になっていたとは・・・・しかし興味本位でメルトンが自爆(本当に爆発)して下手したらその瞬間に勝負ありになりそうになったのには爆笑しました。さすがメルトン。予想外すぎる!
その後の撫子と芍薬の本気バトルはバックミュージックが流れそうなぐらいバトルシーンで読み応えありました。芍薬の心からの叫びもジーンときました。
その一方、まったく関係ないのにとばっちりを受けて泣きそうなティディアは今回は不幸な役回りの様子。ヴィタは相変わらずのようですが。
「逆襲のメルトン」のはずが、本人は早々にリタイアして、芍薬の話になってしまってますが、おもしろいので全然オッケーな展開かと。戦いのはてどんな決着がおとずれるのやら。次回更新楽しみにしてます。

色んなところに伏線張ったりしています、楽遊です(笑) 伏線を活かせるかどうかがその後の展開にかかってくるものもあるのですが、しかし今回はしっかり働いてくれました。ほぼ接点のない撫子とメルトン。その両者のほぼ唯一の大きな接点であり、そして今回の大元の原因、いやー、活かせて本当に良かった。
しかし大元の原因を機能させたメルトンは流石の予想外! 色んな意味で(主に悪い方向の)トリックスターなメルトンは、ここで撫子もびっくりの大自爆! 笑っていただけて良かった! 作者としてもあれは勝手にメルトンがやったことだったので(キャラが動いたというやつですね^^)、笑っていただけてよかったです。ちなみにメルトンが花に反応したのはとある裏設定によるもの。ママさんの趣味があれですので、ね?(^^)
そしてその後に展開した芍薬VS撫子を楽しんでいただけて、その上、芍薬の叫びにも心を寄せていただいてとても嬉しいです。芍薬も幸せなやつです!
ティディアはもう、今回完全にとばっちりでしたね。日頃の行いというのもあれですが、しかし本当に無実の彼女。相変わらずなヴィタと共に、もう一度出番(おまけ)がありますので、そちらもお読みいただければ幸いです。
ちなみに「逆襲のメルトン」を皮切りに、芍薬の話になった今回。おもしろいと言っていただけて本当に感謝です! そしてまた今回更新分でちょっとメインの軸が揺れる今章ですが……そのための今章のタイトル。狂想曲の終わりに描かれるものを、またお楽しみいただけるよう次回更新も頑張りますね!
> 「悪法も法なり」――大昔の言葉ですが。メルトンをパーン☆した後に記憶も一緒にパーン☆すりゃあ超簡単だったのにそうしないオカシラ。まさにソクラテス。そびえ立つプライド。くっそうメルトンこのノータリン、皆の決意も知らずなにのんきに寝てやがる! 調子にのってんじゃねぇぞ! この○○○ーー!そして、この親子ガチバトル。死力尽くして戦う芍薬、結果を残して鬼の引き……ああ、撫子、否メルトンと楽遊さんはドSやでぇ……クヤシイ、デモ(ry
何だかもう「悪法も法なり」の出だしから「クヤシイ、デモ(ry」の流れがお見事すぎて唸るやら笑うやらでクヤシイ! デモ感ジ(ry
――閑話休題――
実際、撫子「パーン☆」後に記憶も「パーン☆」すりゃ楽だったんでしょうけど、それよりも自分へのプライドが先に立ちました(後、他人のA.I.のデータを勝手にいじるのはサイバー法で禁じられているってのもあるんですが、一応w)。けれどそのプライドを守るからこそのオカシラ。真面目な芍薬の憧れ。なのにまるきり反対なキャラクターであるメルトンは芍薬達の決意も知らずに、っていうか知る間もなく自爆して強制的に夢の中!……うん、作者ながらメルトン、ひでぇ(苦笑) でもそんな○○○A.I.の引き起こした騒動は、両者全力、特に芍薬死闘の母娘ガチバトルの末に、芍薬にとって一つの成果を出しながら、それでも芍薬敗北の結果となって……さあ、それに対して芍薬のマスターが出した結論は――ネタバレ防止――ということに! 今回更新分でのニトロの真意が明かされるのは次回となりますが、そこのところは構成上の問題ということでどうぞご容赦!……ドSじゃないよ!? 作者は読者に対してある程度ドSなくらいがちょうどいいとは思ってますけども!(笑←でも、これは僕が読者の場合でもそう思っているのです) とかく、ニトロのA.I.の座がどうなるかは、待て、次回!
> この二人が戦う以上、ご都合主義的なモノは一切無し、と思っていましたが。奮闘すれども、届かず。メルトン・・・・・・、この場を生み出した策略には素直に驚きましたが、しまらないのも又メルトン故にでしょうかw撫子はニトロの『成長』に対して芍薬が相応しく育っているかどうかの確認、と思っていたのですが(いや、それもあるのでしょうけど)どちらかというと自身への戒めが理由だった模様で・・・・・・今回の戦いでメルトンがニトロのA・Iの座に着いたら・・・・・・今のティディア方面は兎も角、マスコミ関連の防壁がザルになりそうで怖いですね。
芍薬、全力を超えて(少なくとも過去の自分は遥かに超えて)戦いきりましたが、結果はあのように。芍薬と撫子の戦いには、やはり仰るとおりご都合主義といいますが、マスターへの想いで芍薬が謎のパワーアップ!――というものは相応しくなかったでしょう。現時点では『奮闘すれども、届かず。』で良かったのだと作者としては思っています。が、とはいえ危なくご都合主義的な……というか腰砕けもいいところな結末を強制的に引き起こしそうだったのが今回の良くも悪くも立役者、メルトン。メルトンも前半はパーフェクトだったんですけどねー。いざ決戦というところでああなっちゃうのはやはり「メルトン故」というキャラクターなのかもしれません。あとはあれです、きっと奴、前半ばかりに気を取られて、戦いはオカミサン任セデイイヤー、ソシテ俺様チョコチョコ援護シテ芍薬ニ嫌ガラセスルンダ! とかいう程度、言ってしまえばノープランだったからああなったのかもしれませんw
撫子の思惑には、仰るような感情もあると思います。ただ、これまた仰るとおり、複数の感情・思惑がある中で、中でも自身の戒めが最も強いということですね。そして今回の更新分で語られたように、情動が動いての戦いの最中のあのやり取り。心の中が一筋縄とはいかず、複雑に絡み合っているのはやはり、それこそ人間と同じなのでしょう。
さて、今回の戦いの結果、ニトロのA.I.の座が誰のものになるかは申し訳ありませんが一週引っ張って次回更新分で、ということになります。ニトロの生活が色々ザルになってしまうか否か、どうぞお楽しみに!
> 撫子がメルトンの味方をする理由はよくわかりましたが、それにしたって後のことを考えてないような・・・第一にニトロの意向をガン無視、第二にハラキリの許可を取ってるとは到底思えない、第三に勝とうが負けようが、ニトロからしたら悪い結果にしかならない。撫子にとってみれば、義理を果たすという利害一致と、芍薬と戦うことは色々と楽しみなんでしょうが、今回だけはマイナス要素しか見えないような。二回に分けますw
> メルトンは、戦略的に完璧でしたね、ポカで負けかけましたがw戦略で絶対有利とって、自分は何もしなくてもいい状況作って、偶然、味方が最高のパフォーマンスを発揮できる状況ができた。前々から思ってましたが、メルトンって実はものすごいAIな気がします、良い意味でも悪い意味でも。相方が後の王筆頭という幸運から始まりその相方を裏切るという、AIにとって前代未聞のことをやらかし、消される可能性があったのをニトロが優しかったという幸運で助かり、裏切ったのに家族のAIとしての地位が残り、メルトンとの関係が薄い色んなAIから援助を受けられる交渉術(しかも二回とも独断でやらかす)撫子や芍薬という、アデムメデス有数のAIを素でキレさせる、更に芍薬相手に実力差を戦略で覆す。おそらく、ここまでいろんな意味で変ですごいAIはメルトンしかいないんじゃないでしょうか
今回の撫子の行動の根本にあったのは、今回更新で語られたものでした。今回のことは撫子にとってもむしろイレギュラーであったという(苦笑) しかし結果として、現実に差し当たって下した判断は、やはりニトロの感想通りというもの。あまり前面に出てくることがないためようやく書けましたが、撫子も、自身のマスターと同じように“したたか”な面を多分に持っていたりしたのですw なので『第一』はそもそもその意図がなかった(結果として無視することになった)、『第三』は「あて」があったので良しとした、ということになりましょうか。『第二』に関しては、許可は取っていたんじゃないかなーと思います。ハラキリもああいう奴ですから(ニトロを信頼してもいるので)「いいじゃない?」くらいに軽く答えたでしょう。ただ、その意味では許可を取っていてもいなくてもニトロにとっては同じこと、という結果に(^^;
そして、お考えになられた撫子への疑念の全ては、結局のところメルトンの『戦略的に完璧』であったが故の副産物でもあったのではないかなとも思っています。ポカをしたり、要所要所でしまらないところがありますが、しかし今回に限ってはまさしく完璧。そう、仰るとおり、メルトンは常の言動があれなのですが、真面目にやればわりと優秀な奴なんです。第一部でもハラキリがメルトンのことを『メルトン君もなかなか優秀ですね』と誉めていましたし、今回の戦略を立てられるくらいには頭も回る。ただ、それが色々残念な方向にいってしまうのがメルトンが『メルトン』である理由なんですけどね(笑)
しかし、
> おそらく、ここまでいろんな意味で変ですごいAIはメルトンしかいないんじゃないでしょう

というのは、おそらくそうだと思います。意表を突く、予想外の結果をもたらす、(悪い意味で、だけど)実力者に強い影響を与えるという面も……やっぱり、そういうところが『兄』のニトロと共通するところなのでしょうね。や、ニトロは良い意味で実力者に影響を与えるのが大きく違いますけども(笑)

〜7/27

> 撫子の思う所はなんとなく予想が付きましたが、アプローチの仕方が・・・・・・wいや、メルトン経由だからこそ、なのかもしれませんが。虎の威を借るなんとやら、でメルトン自身は最終的に道化になりそうですね、いやそういうキャラですけどwしかし、AIバトルはもしかしてかなり隆盛を誇っているのでしょうか。それこそバトルメインの話で小説が書けるくらいには。
ふふふふ。撫子の思惑、次回更新分に加えて後程詳細に語られることもあると思いますが、答え合わせはその時に(^^)
それにしてもメルトン、まあ虎の威を借る何とやらは自分だったというわけですが――ええ、まあ、これはメルトンだから許されるような感じですね。それこそ『そういうキャラ』というw
これまで本編には全く関係なかったので出てきませんでしたが『A.I.バトル』はかなり隆盛を誇っていますよー。例えば芍薬が「現在最も有名なA.I.」というのは、このような『A.I.バトル』の大会などで、あくまで私的な存在であるはずのA.I.が名を売る機会が存在する背景が関係したりしていました。A.I.にとっても腕を磨く機会にもなりますし、勝てばマスターに喜んでもらえるのでわりと積極的に参加する者も多いです。家の管理は汎用に任せて、趣味のバトルのためだけにオリジナルA.I.を購入する人間もいるでしょう。大会なども開かれているでしょうから、それこそバトルメインで小説が書けるくらいには流行っていますよ(^^)
> 流石はメルトン、自力でできないことは平気で他人に頼る、そこに痺れる憧れるー、ちょっとは自分で頑張るのかなと期待しましたが、メルトンはメルトンでした。出来るかな、芍薬、お前に の発言で、そこまで自信が持てる助っ人A.Iということで、芍薬に絶対有利が取れる撫子がふっと思い浮かびましたが、まさか本当に撫子が出てくるとはw撫子とメルトンって、意外と繋がりが薄い気がするのですが、どういう繋がりなのかw メルトンから撫子に行くのは違和感がすごいあるので、むしろ撫子のほうからメルトンに持ちかけたのかな? 撫子がメルトンと組む理由、それもどっちが負けても禍根しか残らない勝負にわざわざ参加する理由五分の状態を作っての、引き分け狙いな気はしますが、わざわざこのタイミングで何故やるのか、撫子に何か思惑があるのか、続きがすごい楽しみですw
でもちょっと平気で他人に頼れるメルトンはそれはそれで凄い奴なのかとも思う作者……と書こうとして、いや、あいつはほぼ丸投げしているかと思い直した作者です(笑) 自分じゃ敵わないと判断している当たりは冷静なのかもしれませんけどねw 思い返せば初期ニトロもハラキリにすぐ頼りに行ったし、ここらへんはやっぱり『兄弟』なのかもしれません(とはいえニトロは丸投げしてませんでしたけどね(^^; )。
メルトンが自信を持てるA.I.として撫子が出てこないようにするのは、作外では読者さんに悟られないようにするために僕(作者)が、作中ではメルトンがニトロと芍薬に悟られないようにするために必死でした。あそこまできたら(決闘開始が確定したら)ネタバレしてもオーケーでしたが、それでも『まさか本当に』と思っていただけて作者として安堵しています。そしてその『まさか』がニトロと芍薬の気持ちと同じと思っていただけましたなら、なおさらに(^^)
メルトンと撫子のつながりは、今回更新分というわけでした。まさに怪我の功名というやつかもしれませんねw 撫子がメルトンと組んだ大きな理由はそういうわけでしたが、とはいえ事態としてはかなりの大事。オリジナルA.I.達の思惑が絡んだこの事態、今後もお楽しみいただけると幸いです(^^)
> 更新分読みました。いきなりメルトンのワンマントークショーが始まった時はポカーンとしてしまいました。まさか次のエピソードが本当に「逆襲のメルトン」になるとは・・・・なんという予想外な展開!!ひさかたぶりの出番のせいか、いつにもましてはっちゃけているメルトンが女性化した際にはふきました。やりたい放題だねメルトン!!芍薬もマジ切れモードでシリアスなのかコメディなのか微妙な対決モードに場を移したと思いきや、「逆襲」が状況ではなく、本当にAIの武器として登場。メルトンワールドは前回のティディアのエピソードとは別の意味で予測不能な展開ばかりで次の展開がどうなるやら期待が高まります。まあ、最後にはメルトンが「うんこーーー」とか泣きながら逃げ帰るのは確定だと確信していますが。次回更新楽しみにしてます。
お読みいただきありがとうございます。ある意味読者置いてけぼりも覚悟の『メルトンのワンマントークショー』でした! ポカーンとされたのはきっとニトロ達と同じ心持ち。そこから彼らはイライラして、あの展開につながりました! 予想外と言っていただけてよかったですよー(^^) メルトンはもうね、久しぶりということもありましたし、作中でもニトロと絡めるのが久しぶりということもあってはっちゃけ暴れ回ってくれました。女性化に笑っていただけてよかった。何か気づいたらメルトン、あんなことしてましたから(笑)
メルトンは、確かにティディアとは別の意味で予測不能な奴なのかもしれませんね。ニトロと芍薬も、まさかあのような人物が引っ張り出されてくるとは思っていませんでしたし、それによってのこの事態。最後にメルトンが決めゼリフを言って終わるかどうかはともかく(^^;(←この答えは最後にw) 今更新以降もまたお楽しみいただければ幸いに存じます!
> 撫子×メルトン・・・だと・・・これは予想外だぜぇ・・・・!さすがニトロの悲劇は予想の斜め上を言ってくれる(;・`д・́)...ゴクリ
まるで接点の無いような組み合わせですが、地味なところで地味に接点がありまして、それをうまく取り回せたかなーと思っていましたが……ふふふ、どうやら無事にやってのけられたようだぜぇ (`゚ー゚)ニヤリ
今後も予想の斜め上を行けるように、精進するんだぜッ (`・ω・´)キリッ
> かなしいじけんだったね・・・・・・真相を彼女が知り得たらメルトンが「ひどいじけんだったね」になってしまうかもしれない。ああ、世界はかくも非情である。
すれ違いに勘違い。〜違いが生むのはいつだってかなしいよね……。それがたまに“悲劇”を生むからなおさら大変だよね……。しかし真相をティディアが知ることはあるのか、あったとしてもそれを彼女はどう扱うか。そこはまた後ほど語られることでしょう!
……でも、大丈夫さ、世界は非情だけど、時々優しい。
> ティディアまじカワイソス、今までの自業自得が原因とはいえ、今回は完璧に被害者だwニトロがティディアに謝るというめずらしいことが起きる予感!
いつもはニトロに迷惑かけまくってたので因果応報といえばそうなのですが、確かに今回ティディアは完璧に被害者www ここまで彼女がとばっちりを被ったのも初めてでしょうからねー。彼女にはまだ後ほど出番がありますので(本編か、今回のようなおまけかはまだ内緒ですが^^)そこでのやり取りをどうぞご覧になってくださいね! > あ、やっぱりwww仕事とプライベートをきっちり分け……ないこともないといえなくもない姫さんがしょっぱなから『仕事用』の回線使ったから少し違和感があったのですが、バッチリ流れ弾でしたね。うん、日頃の行いってスゴイ大事。その原因たるメルトンは……なんかこれだけデカいバックを得たにもかかわらず要所要所でビビリが入るってのがまあ、愛嬌、になるのでしょうか。『武器』だのなんだのとエラそうなことを口にする度アンタッチャブル猛虎をつつきまわす子供を見てるようなハラハラ感がこみ上げてきますが、まあ、メルトンですもんね。これがキャラ勝ち、というものか……。
バッチリ流れ弾でした!www 仕事とプライベートをきっちり分け……る時は分けるティディアですが、今回『仕事用』となっていたのはこれが一つの理由でした。違和感を覚えていただけたのならば、あの場の「状況がどうなるかわからないぐんにゃりした状態」の演出が上手くいっていたかな? と勝手に思う次第でございます(笑) それにしても、本当に、日頃の行いって大事。普段あまり重要そうじゃないのに妙なところで力を発揮したりするから厄介。ティディアは、ねーw
そしてメルトンのビビリですが、今回更新分でその理由がちょっと明らかに。愛嬌でもあるんでしょうけれど、なんていうか、本当に『キャラ勝ち』かもしれません。だってどんな馬鹿をやっても「メルトンだから」って納得されるのですもの。ひょっとしたら「ティディアだから」にも並ぶくらいの説得力なのかも!w そしてアンタッチャブル猛虎(w)をつつきまわす悪ガキメルトンの顛末。今回及び、今シリーズの最後までどうぞお楽しみくださいませ!
> いや、ヴィタさん。気持ちわかるわー。超ほっこりした。あれ、でも、これだとニトロ君誤解した埋め合わせしないといけませんね?ここはモ・ノ・マ・ネで。
ヴィタは幸せ者です(笑) 超ほっこりしていただけて嬉しいですよー。慌てふためくバカ姫様を、ヴィタと一緒にほっこり眺めてやってくださいませ(^^)
ニトロは誤解した埋め合わせをどうするつもりなのか……モノマネ? それとも? それは、後日改めて!
> メルトンと芍薬のバトルに撫子が登場してさらに楽しみに&不安になりました。
純粋にバトルとメルトンの下克上なるか!?が楽しみですが、メルトン、本当に大丈夫?とちょっと不安です。
おまけ読みました。恋する乙女ですね〜可愛いなぁ。最近読んだ少女小説にティディアほどぶっ飛んでないけれど、どこか似ている田舎のお姫様に会いました。
恋する乙女は似るものなんでしょうか?田舎姫様の行動力がティディアと重なって笑ってしまいました。

メルトンと芍薬の一対一ならば話は速いのですが、そこに撫子が絡んできてこその今回のお話。メルトン、下克上なるでしょうか。自分が勝てなくても『武器』が勝ってくれれば何はともあれ自分が勝ったことになる。――けれど強力な助っ人がいても『大丈夫?』となるのがメルトンクオリティですよね(^^) 今回更新分で、その点、しっかりお楽しみいただけるかと思います!(と言いつつドキドキw)
おまけのティディアは、恋する乙女でした。今シリーズに入ってから可愛いと言われることが大幅に増えた彼女ですが、それはやっぱり恋のせいなのでしょうねー。田舎のお姫様は思い当たるところがなく申し訳ないのですが、しかし恋する乙女には『恋の病』という共通項があるでしょうから、その諸症状にやはり似たところが出てくるのでしょう。そこに表れる一癖二癖がそれぞれの持ち味になるのでしょうが、どちらも存分に愛でて楽しんでいただけると幸いです(^^)
> ニトロくーん!ティディアちゃんは濡れ衣だからー!濡れ衣だったからー!
思い込みとは――無理もない気もするけど――時に大きな間違いを生むもの! ニトロ大失態! 濡れ衣着せちゃったティディアに、さて、どうするニトローーー! > http://e-words.jp/w/E79D80E4BFA1E5B1A5E6ADB4.html着信履歴音声通話がかかってきたり、メールが届いたことを示す記録のこと。不在時に記録され、携帯電話や固定電話で発信者の電話番号やメールアドレスなどが表示される。履歴の意味合いはあんなことこんな事があったという、つまり現在進行形で履歴とは言いがたいかと。着信記録を見てから瞬時に、というタイミングでニトロから通話を拒否され、なら分かるんですが・・・記録も同じか・・・着信かな。呼び出しコール画面で相手が誰々だと分かる状態で電話切ったら履歴ではないし、機能的になんというのかわからないけど呼び出し画面みて着信相手を判断。履歴はその後に着信があったという情報、その履歴から相手にダイヤルするはず。
これはうっかり、ほとんど「着信」→「番号表示」→「着信履歴」という連想だけで『着信履歴』と書いちゃっていました。あの場面では現在進行形の着信を確認しているのですから、記録を表示する『履歴』は確かにおかしい表現。「着信画面」や「呼び出し(コール)画面」あるいは「呼び出し先」などの表記が適切でした。
該当箇所は「着信画面」などに変更し、それぞれ適切になるよう書き直しました。
ご指摘ありがとうございました(^^)

〜7/20

> 帰ってきたー!ニトローー!!きゃっほーーーーー!・・・・・・中の人が狂乱しているだけです。すみません(汗
帰ってきましたー! お待たせしましたーー!! いえぁぁぁぁあああああ!!!
こほん。
更新に対して狂乱していただけるのは幸せなことです。ありがとうございますー(^^/
> 更新ありがとうございますー! そして、わあ、ひさしぶりのメルトン。後遺症(ボケ)もすっかりよくなって、こんなに元気に……とか。流行語っつったってオメー「ウ○コー!」ぐらいしかキメ台詞ねーじゃねーか、とか。そんな事を重いつつホノボノと読み進めていったらば。
なwwにwwやwwってwwんのww
ああ、すまぬな、メルトン。君の事はけっこう好きだ(キャラ的な意味で)。だが、芍薬の方がもーっと好きなんだ。おめーがやられつちまつても悲しまないし、汚れちまったら腹の底から叫ぶぜ「メルトンのウ○○ー!」ってなぁ!

こちらこそお読みいただきありがとうございますー! どこかで本編に絡んでくるはずだったメルトン、ようやく登場いたしました。本当に久しぶりです。後遺症(ボケ)も残らず、元気一杯ですが、反動のようにこんなことに……しかし今回、メルトンは『なwwにwwやwwってwwんのww』と思われてこそ。はっちゃけぶっちゃけ暴れ回っております(笑)
しかし暴れるのはいいんですけどねー。メルトン、キャラ的に好かれて良かったなぁと思えども、それ以上に芍薬が人気みたいだぞー。どうする?……なんて思っていたらまさかの中原中也リスペクトに思わず吹いちゃいました(大笑) メルトンはあの詩のようにはいかないでしょうが、ええ、何しろ『ウ○コー!』ですからね。それが決め台詞認定されていることにも吹きましたが、とはいえ確かにと納得しちゃうのがメルトンのキャラクター。さて、メルトンはその決め台詞を吐ける程度に生き残れるのか。その叫びを今のところはお腹の中にしまいこみ、どうぞ今後をご期待くださいませ!
> メルトンどうしたんでしょうねえ、めっちゃうざいですがほんとに発狂してる・・?更新乙ですー
ありがとうございますー。メルトンがどうしちゃったのか、今回ある程度の答えが出ますので……ええ、実はあんなことになってました。めっちゃうざいのはメルトンの特性ですけどね!w > 新章キター、お待ちしてましたー。久しぶり登場のメルトン、暴走してますねw元から嫌いな芍薬相手に対する悔しさや嫉妬が爆発しているように見えますが、実はそれ以外に関しては結構冷静に判断ができています。ニトロは発狂を疑ってますが、芍薬以外に対する反応、ニトロの両親やニトロ自身に関することは冷静です、無茶は言ってますが発狂しているようには見えません。勝負方法を問われたときに、思いっきり挑発してますが、前回ぼろ負けまでした相手にわざわざフェアで挑もうとするのは、何か秘策があるのか、それともずっと鍛錬でも続けていたのか。自分の命をかけてまでやるってことは、何かしらの覚悟はあるんでしょうが、そこまでやるだけの真意が見えません勝つだけなら自分に有利な選択を選べばよかったはずです、相手からの提示である以上、それで相手が負けても文句はないわけですし、実力差があるのは双方わかっています。メルトンがそこまでやろうとするのは何故なのか、続きに期待ですw
新章やっとこできましたー、お待たせいたせいたしました! 久しぶりのメルトンは、作者が考えなくてももう自分勝手に突っ走ってくれました。これこそ俺様の真骨頂とばかりにw
そしてメルトンの言動への読み込み、ご考察、拝読していてニヤニヤしちゃいました。そう、しっちゃかめっちゃかの中でも、メルトンは『ニトロの両親やニトロ自身に関することは冷静』に判断していたりするんです。……ただこれ以上はネタバレになりかねないため詳しくはご返答できませんので、それについては今後の作中でお応えすることにいたしますが、それにしてもそこまで考えてくださっていると、今後「作中でお応えする」ということに大きな意味ができて作者としてとても嬉しいです。ちゃんと書けていたという手応えと、それと同時に読んでいただいていることへの気の引き締まる思い。今後もしっかり書き込んで、ご期待に沿えるよう精進いたしますね。
そして、今回更新分である程度の疑問にはお応えできているはず。疑問の氷解する瞬間にもある楽しみ含め、お楽しみいただけると幸いです!
> うぉーい!これはなに?どうなっているの?前半のしつこいほどの状況描写!多分次の展開への布石だろうと思いつつ読み進めれば  これはなに?!メルトンどうしちゃったの?最近ますます作者殿の頭の中を見通すのが難しくなっている。誕生パーティが終わったから少しは展開を読むのが可能になるかと思っていたが、やはり一度あきらめた様に私には無理とすっぱりあきらめるべきか。いや、それも寂しい。もう1話か2話読んでから改めて考えよう。期待していますよ。作者殿。またまた最初から読み返しつつあります。あぁこの頃は展開を単純に楽しむだけで良かったなぁ。読者としては楽でよかったなぁ、と思いつつも何度読み返しても楽しめるなんてこんな作品(作者殿)を見つけた読者冥利に尽きる思いを噛みしめています。作者殿に感謝!感謝!感謝!
いぇーい! 『これはなに?どうなっているの?』そう受け止めていただけてこその「4−a」でしたので、そのように仰っていただけて嬉しいです! そして『前半のしつこいほどの状況描写!』……今回、この章の導入には試行錯誤させられまして、結果こうなったのですが、どうやらうまく機能したようで良かったです。あの描写あってこそ、その後のメルトンの傍若無人でしたから(^^)
それにしてもいつも本当に嬉しいお言葉をありがとうございます。しかもまたシリーズを読み返していただけていて、『何度読み返しても楽しめる』と仰っていただけるのは、この長くなってしまったシリーズを書き続けてきた身として本当に幸せなことです。なにしろ「何度読み返しても楽しめる」というのは、欲張りな作者として目指すものの一つですから(笑)そういうものが書けているというのは達成感にもなりますもの(^^) そこに『こんな作品(作者殿)を見つけた読者冥利に尽きる』と仰られれば、有頂天ですよ(笑)
そして、こちらとしては先の展開は読まれつつも良い意味で裏切る――という心構えで書いています。何にしても、お楽しみいただけますように! そのような視点でも色々と楽しんでいただけて、こちらこそ大感謝ですから!!
> ここでまさかのメルトンがw・・・・・・え〜と。でもどうなのか。『発狂』しててもイタチが獅子に挑むことは無い、とは思うのだけど。しかし、芍薬をここまでピンポイントに激昂させる事が出来るというのは在る意味稀有な才能ではありますねwメルトンの手札にどんな鬼札が有るのか判りませんが、ここまで先が読めない導入も初めてです。
あの誕生日会の後に、メルトンですw しばらくぶりなのでどうなるかなーと思っていたら、勝手に暴れてくれましたよーwww 今回は、色々な意味で先を読ませないようにと気を配ったところもありますので、先が読めないと仰っていただけるのは本当に嬉しいこと。メルトンの手札に何があるのか、それは今回更新分でお答えすることにして……それにしても『芍薬をここまでピンポイントに激昂させる事が出来る』というのは確かにメルトンの稀有な才能ですね(笑) これが今後どのような展開を見せるのかについても、どうぞお楽しみにしてくださいませ(^^)
> メ印、どうしちゃったの!?
メ印、こうしちゃったの!! といいますか、『メ印』に思いっきり吹きました(笑) そこが「キ」じゃなくて良かったw > 芍薬になんか負けフラグが〜・・・って普通なら思うんですがニトロシリーズは先が読めないw 仮に負けたとしてもただでは転ばない(先の展開的に)というかw
いやー、先が読めないと言っていただけて嬉しいです。そして先を読まれてもただでは(展開的に)転がさないようにと思いながら書いていますので、そういう作品になっていることは嬉しい手応えです。いやー、良かった!(^^)
そして『負けフラグ』については、それは今回更新分でどう判断なされるか! お楽しみに!

〜6/30 AM1:00

> 凄まじく内容が濃く、それぞれの心理が絡んでたのがよくわかるとても良い内容だったと思います
建物や他シーンも文章から頭の中で精密にイメージが描かれました
お疲れ様ですん、これからも楽しみにさせて頂きます
拍手をどんどん送ってやる気を起こさせてみようとしてみてるw

途中、内容とそれぞれの心理の絡み合いを整理する自分の頭がこんがらがっちゃって「やべえ、全部ボツりてぇ」と弱音を吐きそうになったけれど、そう仰っていただけるならば、それを何とか乗り越えられたんだなーと安堵すると同時にとっても嬉しく思うのです! 建物や各シーンのイメージも苦労したところでしたので、いやー、ありがとうございます!
そして拍手もありがとうございます。頂いた拍手、やる気の元になっていますよー(^^) 現在、次を書いているところですので、どうぞお気長にお待ちくださいませ。これからも楽しんでいただけますよう、しっかり書いていきますよ!^^ノシ
> いつもワクワクしながら読ませてもらってます!これからも楽しみにしてます!!
いつもお読みいただきありがとうございます! しかもワクワクしていただいて光栄です! これからもお楽しみいただけますよう精進しつつ、そうして今後もお楽しみいただければ幸いです!! > ティディア発で、思惑通りになったの映画抜いたら初?しかも、いつぞやミリュウに陰で言ってた不確定要素(ハラコロ)も味方につけてたし、凄いな。いやハラコロさんはそのミリュウからのお祝いだった訳なのですが。そのハラキリンが言ってましたが、ニトロと出会い成長してるのは、ハラキリもまたそうであるように、ティディアも最初とはもう違うのでしょうね。ニトロ君、詰んだな。出番の割に我らがヴィタさん、台詞がなかったような?
『ハラコロ』て! ハラキリとピッコロさんがフュージョン、ハッ! ってやってる映像が脳裏に浮かんで ( ;゚:ж:゚)`;゙:;`
(深呼吸)
ティディア発・思惑通りは『映画』を抜いたら初でしょうね。ただ『映画』は“夫婦”にまでは届かなかったので、ここまで「完璧に思惑通り」というなら“完全に、初”かもしれません。親衛隊襲撃の時は風邪引いちゃったし、シゼモじゃ最後に阿呆なことしちゃいましたし(^^;
そして、ハラキリという不確定要素を味方につけたのは……それがミリュウからのお祝いとしても、それをしっかり活用しきった(例えば下手にハラキリの力を増させようとせず、また彼の思惑を深く追求せずに信頼して自主性に任せた等)のは、やはり彼女の力というところなのでしょう。最近は変にドジっていたところもありますので、これぞティディア! というところを遺憾なく発揮したのも、久しぶりですね(笑) これは、仰るとおり、ハラキリと同様にティディアもまた最初とは違うというところです。……ニトロ、さて、どうする?
あ、ヴィタは台詞なしでしたが、台詞無しであの存在感だったので良しとしました(笑) でも、裏方に徹してあれだから、彼女もいいキャラクターとなってくれたものです(^^)