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2005年12月29日

言葉単語イメージ

言葉や単語のイメージには困らされることがあります。
もちろんこのイメージは個人差のあることなんだけど、時代によっては意味が変わるのはザラだし、場合によっては誤解を生じるおそれがある。
特にその言葉を使うことで世界観まで変わることがあるので、ものによっては「気にしすぎだわ」と思うほどに悩むことがあります。


例えば最近では
『(年期契約で)住み込み先の主人に仕え勤める仕事』
を一単語で表したかったんだけど、それで困った。
『(年季)奉公
が一番適しているんだけど、どうにもこれからは「丁稚奉公」や「滅私奉公」を連想してしまう。
そうすると続けて「江戸時代」や「公務員」や「会社一筋」とかがつながってくるなーと。
だけど「江戸時代」の、この際時代はいいとしても、特定の時代のイメージを付けるのは避けたい。「公務員」だと公僕になるし、「会社一筋」もイメージが違う。
ここに読者のイメージを持っていきたくないから、もう一番意味が当てはまる『奉公』が使えなくなってしまって。
結局は『年季契約で、住み込み先の主人に仕え勤める仕事』をイメージできるような言い回しにするか造語を造るかしかなくなって、ここでは前者を選んだんですが……。

もちろん語彙が多ければ補えるでしょうが、足りなければなかなかそうもいかず。
やっぱ『文章』だとここが難し所の一つだなぁと再実感。
面白所でもあるんですけどねー。造語好きだし。


あとあれ。
話題になった言葉は強力な外部イメージがあるので使いづらいです。ビミョーに、ビミョーにね。
まぁ、その手の(特に流行語)は一時期過ぎれば普通に使えるようにもなりますけどね。


そういえば、日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の語感や字面や漢字の組み合わせからの意味の示唆なんかがありますが、これを他言語に翻訳する時はどうしてるんでしょ。
細ら』みたいに、日本語独特の擬音語に絡めていたりすると、完全同意語でもない限り翻訳はできない感じがするけど。
意訳とか、あらん限りの表現でカバーするのかな。
……大変な作業だわ。
うーん。普段当たり前に読んでいる違う言語の作品を楽しめるのは、本当にありがたいことなんだなー。

投稿者 楽遊 : 2005年12月29日 23:11

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