多目的掃除機マルチクリーナー

元々は自動掃除機であったものが、技術の発展に従い、
「家に帰ったら掃除をしていてくれます!」→「拭き掃除もしてくれたらな」→「拭き掃除もできるようになりました!」→「拭き掃除の腕(アタッチメント)で整理整頓や、服を畳めるようになったらな」→「サイズは大きくなりますができるようにしました!」→「大きすぎる」→「小型化に成功です!」
のような流れで様々な機能が搭載された結果、携帯電話のように
「外で電話ができる端末」→「メールもできる携帯電話端末」→「インターネットもできる(ry」→「実際、これは電話機能のある小型コンピューターですが、『携帯電話』です」という状態となる。
多目的「掃除機」と言われるのは、このため。
現在ではA.I.の登場により、A.I.が操作することでより高次の雑用もできるようになった。
アンドロイドが買えない、アンドロイドはいらない、という家庭は、ほぼこちらを購入している。

神技の民ドワーフ

驚異的な科学技術を誇る集団。詳細は謎に包まれており、どこの国にも、どこの組織にも属さず、またどこを本拠にしているのかさえ知られていない。未開の惑星に秘密の居住区を持っているとも言われるし、その脅威の科学力を持って亜空間に居を構えているとも言われてもいる。
ワープ技術は神技の民より世界にもたらされた。オリジナルA.I.の素プログラムを作成したプログラマーや、『生体機械ゴーレム』技術の理論を確立させた研究者もスカウトされ、ここに属している。
ある意味で現世界を構築した立役者でもあり、その特異な存在からある種の超法規的存在として扱われ、独立した神技の民由来の技術は一国での独占は許されず、共用財産として扱われる(神技の民と共同開発、のような場合は特権を考慮される)。
時折、大きな事件を起こす困った集団でもある。

呪物ナイトメア

神技の民由来の最大の迷惑。様々なケースがあるが、一番多いのは「放棄・投棄された失敗作の暴走」。
数百年前、『神技の民ドワーフ』が壊そうとしている『失敗作』があると知った国家が軍事利用を目的にそれを譲り受け、結果、星ごと『悪夢に飲み込まれて』滅びた事件がきっかけとなってその脅威が語られ、『呪物ナイトメア』と呼ばれるようになった。
迷惑なことに呪物は無生命の星や誰も通らないような宇宙空間に投棄されていることがあるため、以降、その機能その力の大小に関わらず、『神技の民』の呪物を発見した際には『全星系連星ユニオリスタ』に連絡し、全星系連星主導で処理を行うのが『法律ルール』となっている。

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