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2005年10月04日
紙・布・フラスコ
日本で代表的なコーヒーの淹れ方は、
・ペーパードリップ
・ネルドリップ
・サイフォン
(最近ではエスプレッソも普及しているけど、これは上記三種と抽出方法の性質がかなり違うのでここでは除外)
の三種だと思うけど、最近焙煎屋の店長さんに教わった美味しいコーヒーを淹れてくれる喫茶店に行って、この三種それぞれで美味しいコーヒーを飲ませてくれる三店の味の差に驚いた。
道具が変わるとこんなに風味が変わるのかーって。
しかも三店とも淹れてくれる人の腕前は名人芸で、その見事な所作には感嘆するばかり。
三者三様の淹れ方の違いはあれど、練達の姿は絵になります。
で、この三店のコーヒーを飲んで思ったのは、ネルとサイフォンは自宅でやるのは難しそうということ。
どちらも扱いがデリケートで、まともにやろうとしたら本当に店舗並みの気配りが必要なんです。手入れとかね。
特にサイフォン。温度差とかにも気をつけないと、フラスコが割れることがあるらしい。しかも美味しいコーヒーのためにはバーナーくらいの火力を使って短時間で淹れる必要があるから、場合によってはキッチンを改造する必要がありますわな。
そうそう、僕はサイフォンはゆっくりコポコポ淹れるものだと思ってたんですが、とんでもない。
サイフォンで淹れてくれるお店の職人さんは、バーナーでお湯(水ではなくお湯)を一気に加熱してあっちゅう間に手際よく入れる姿を見たときは、ちょっとカルチャーショックでしたよ。
だからペーパーが一番手軽で、しかも他の二種に負けない美味しさを出せるから一般家庭には一番良さそう。
ていうか、この三つ、土俵が違うから「どの淹れ方がいい」と比べるのは違うと感じましたし。
それぞれに良さがあって、それぞれにしかない美味しさがある。
それなら僕は、素人には扱いにくそうなネルとサイフォンはプロに任せて、ペーパーを修練していこうと。
だいたいペーパーも、扱いやすいからって美味しいコーヒーを簡単に淹れられるわけじゃないし。やっぱそれなりの勉強が必要なのよねん。ええ、練習していきますとも。
それにしても、まあどの道でもそうですが、熟練した人の所作ってとてもよどみなく、それゆえに時として簡単そうにも見えるんですよね。
あれなら自分にもできそう、なんて。
真似しようとすると、その「簡単そう」の難しさに愕然とするわけですが。
……真似したいんだけどなー。
今日買った豆はケニア産『ケニアAA』。
中深煎り。
コーヒー豆、イメージにない色んな国からも入ってきているんね。
メキシコとかインドとかニューギニアとか。
投稿者 楽遊 : 2005年10月04日 23:51
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