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2005年02月16日
不審者対策訓練
大阪の学校での事件を機に、所々で不審者対策の訓練をやっているとの報道がありましたが、どれも現実的じゃないなーと思います。
訓練マニュアルの限界もありますが、完全に『最良の状態』で事件が起こるようになっているし、しかも助けが来るのが早すぎる。TVに流れたものの中には、不審者に遭遇した教師が合図して、30秒もせずに武装した他の教師が来るというものも。あまりにも準備がよすぎです。
不審者が現れる時は不意を突かれる形になるから、当事者は心身ともに硬直する可能性も高い。それなのにスムースな脱出ができるか、その誘導ができるか、そもそも訓練のように力の加減をしてくれない凶器を持った不審者に素手の教師が立ち向かえるかって問題もあるでしょう。
てか、不審者を取り押さえることが最終的な目的になっていた感じがしましたが、それ違わないかな。
年に何回あるか分からない訓練でちょっと練習したくらいの人間が不審者を取り押さえられるなら、警察の訓練も楽なもんです。
僕としては、あくまで目的は『生徒を逃がし』かつ『教師も安全を確保』しつつ『警察が来るまでの時間を稼ぐ』ことだと思うんですけど。
報道では訓練のどれもが、サスマタや棒を持った教師の方々が勇敢に不審者に立ち向かっていましたが、その訓練のどれもが不審者に対抗するために、不審者が本気の抵抗しないから成立する手段を講じていたというのが正直な感想。
それなら問答無用で催涙スプレーをぶっかけたほうがいい。
武器とってくるくらいなら、近場にある消火器を集団で不審者に噴射したほうが効果は期待できる。
そもそも教室のドアに鍵をつけて、簡単に教室に侵入させないことの方が重要。それだと災害非難時に鍵が邪魔して避難が遅れるというのなら、簡単な閂でも十分。不審者が『突然』教室に入ってくるより、『もたついてから』入ってきたほうが後の行動もとりやすいってもんでしょう。
あとあれ、教室に非常ベルつけたら?
それができないなら、あくまで目的は時間稼ぎに絞ったほうが無難ですよ。
教師は不審者に立ち向かわなくていい。一定の距離を保って壁際に追い詰められないように、相手が武器を持っていたら何かを盾にして、数で有利になっても無理をせず椅子やサスマタなどで威嚇しつつ説得したほうがいい。
下手に刺激して、学校に侵入して何かしでかそうという精神状態の相手を暴れさせるのは得策じゃない。
とにかく生徒が逃げられて、警察が来るまでの時間を稼ぐ。それに専念したほうが良いでしょう。
武道経験者だって、興奮状態の人間を相手にするのって大変なんだから。格段のレベル差でもないとけっこう危険。刃物持ってたら加えてやっぱり命がけ。
まぁ、本当に有効なのはあらゆる場合を想定して訓練を繰り返すことですけどね。
なに言っても、言うだけなら机上の空論だし。
教師の皆さんは大変だと思いますが、せめて月2くらいは会議と訓練を重ねたほうがいいと思いますよ。
そうそう。
昔、どこかの城跡の博物館で見たんですが、むかしのサスマタとか捕縛用の武器って、とてもうまく作られたもんだと思いましたよ。トゲトゲが凶悪ですけど。
今じゃ人権がどうとかで使えないかな?
こちらに参考サイト。
投稿者 楽遊 : 2005年02月16日 23:10
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